chiisanahohoemi’s blog

美味しい楽しいちょこっと涙

ソムリエ協会の陰謀 ~ ビールの巻き

ワインの資格試験がありました。
 
ワインの資格試験です。

なのに、ビールもでます。
清酒も出ます。
焼酎もでます。
酒類にかかわることは何でもでます。
とりあえずは、ビール編です。

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ピルスナーです。
チェコプルゼニュ(ドイツ語でピルゼン)生まれのビールです。
爽快な風味の淡色ビールです。
世界中で最も普及しています。
日本の多くの淡色ビールもこのタイプです。
アルコール度は4.0~5.0度です。
下面醗酵ビールです。
コメント
『普通のビールです。』

まじめに、
いただいたのは、カナダのPacificです。容量が355mlと中途半端な量。
『味が薄い感じです。日本のビールのほうがおいしいです。』
カナダさんごめんなさい。




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ボックです。
僕じゃないですよ~
ドイツのアインベックが発祥の土地です。
バイエルン地方で発展し、元は濃色ビールだったのですが、現在は淡色が多いそうです。
芳醇でこくがあり、アルコール度6.0~6.5度です。
同じく下面醗酵ビールです。

いただいのは、ドイツのへフェ・ヴァイスビアです。
モルト・ホップ・大麦・小麦が原料です。
コメント
『あまり炭酸が感じられませんが、味は濃い目で、麦芽の旨味が感じられます。』

ワインの資格試験なのに、なぜにビール・・・
ビール苦手じゃっちゅうの・・・
炭酸苦手・・・







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トラピストです。
ベルギーに伝わる古いビールで修道院で造られたことからこの名がついたそうです。
濃色ビールで「瓶中での後醗酵!」も行われるそうです。
アルコール度は6.0~10度です。
上面醗酵ビールです。

コメント
『さすが、瓶中醗酵! 開栓で、1/4はこぼれたね・・・』

まじめに
いただいたのはベルギーのChimay(シメイ)です。
本当のトラピスト修道院のビールに限り、ラベルに六角形のトラピストマークが付いています。
醸造事業の余剰利益は開発途上地域での布教や社会事業・ボランタリー活動へ使途されるそうです。
お値段はちょっとお高め330ml入りで450円です。

『ビールとは思えない濃厚な味わいです。ワイン感覚のアロマと芳醇さです。』
肉料理やロースト、パテなどと一緒に楽しめる味わいでした。

上面醗酵って、下面醗酵ってなんですか~~~?


試験にしっかり出題されました。

次の中からドイツのデュッセルドルフで発展した濃色ビールでホップの香味が特徴でもある上面発酵ビールに該当するものを 1つ選びましょう。
1. トラピスト     2. アルト     3. エール     4. ピルスナー
事前に飲んでいたビール『トラピスト』と『ピルスナー』は正解の候補から消えます。それから、
下面醗酵が2種と、上面醗酵が1種でした。
そして、世界のビールの中で、下面醗酵は2種しかありません。
『アルト』と『エール』は飲んでいません。それに2つとも上面醗酵です。

消去法で、消せない・・・・

でも、飲んだ『ピルスナー』と『ボック』の次に『エール』が書いてありイギリスというのを不幸中の幸い覚えていたので、『消去法』で、答えは『アルト』

合ってた・・・!
良かった。
やっぱり、覚えるのには飲むのが一番!!!