ドイツワインのイメージは、アイスヴァインに象徴されるよう『甘口白ワイン』のイメージがあるように思います。
私自身、甘いものが苦手なためドイツワインを選ぶことは少ないです。
でも、お勉強お勉強。覚えるには飲むのが一番!
ワインは生産国やヴィンテージの違いによる相違を理解する必要があります。
その相違が理解できれば自分の好みにあったワインを選ぶことが容易になり、ワインを楽しむことができるのです。
ティスティングしたワインは、
ドイツ
Rheingau(ラインガウ)地方
Hatteheim(ハッテンハイム)村
Stainberg(シュタインベルグ)畑
Verwaltung der Staatsweinguter Kloster Eberbach ~ 生産者
(エーベルバッハ国立醸造所管理庁)
2005年 ヴィンテージ
Riesling(リースリング)種
アルコール度10度
V.D.P.(ファウ・デー・ペー)=ドイツ高級ワインぶどう園連盟加盟(ワインの写真の上、黒鷲マーク)
V.D.P.への加盟は入会資格が厳しく制限されています。逆にいえばこのマークのついたワインは、高品質が補償されていると思ってほぼ間違いないようです。
なお、ラベルに羽を広げたマークが記載されていますが、このイラストと黒鷲マークはイコールです。
ちなみに等級はQ.b.A.(クー・ベー・アー)でQ.m.P.(クー・メム・ペー)の下に位置付けられる上から2番目のランクの良質ワインです。ドイツワインのなかで最も生産量が多いクラスのワインです。
ラベルにはQ.b.A.のQ=Qualitatswein(クヴァリテーツヴァイン)とだけ表示されています。
栽培地域は法律で定められた13地域に限られ同一地域の葡萄からのみで造られます。
ズースレゼルヴを使用していることが多く安定した味わいと品質を保持しています。
→ズースレゼルブ
果汁の一部を醗酵させないまま保存したもので、甘み調整や、バランスを取るために仕上げの時定められた範囲内の量を加えることができる。
Deutsches-Weinsiegel(ドイチェス・ヴァインシーゲル)→ズースの場合は赤色シールだけれど、義務じゃなかったですね~。ワインの写真の下です。
A.P.Nr(アー・ペー・ヌンマー)=公的検査合格番号もしっかり表記されていました。
A.P.Nr33050 014 06です。
ラインガウの土壌は黄土層です。この土壌からは芳香性が良くマイルドな酸味が特徴で、中でもリースリングは肉厚な味わいとなるのが特徴だそうです。→ 肉厚! この表現ピッタリでした。
MMちゃん、TMにい、テイスティングのときはもう時間がなかったので、説明できなくてごめんなさい。
A.P.Nr33050 014 06→ 振り返りテストに出します! ^^Y
ボトルはとってあるので、次回もう一度確認してね~。
ドイツはまず、言葉が苦手でとっつきにくくい。
英語に慣れてしまっているので仕方が無いといえば仕方が無いのですが、でも、落ち着いてみると意外と『あ~!』と思いますよ。
A.P.NrのNrはナンバーだし、Deutsches-Weinsiegelのsiegelはシールだしね~。
後は、どれだけ口頭で言うか、と、飲むか!かな~。
ドイツの出題率は約10%! 頑張って飲みましょう~!