お友達の転勤で、横浜のおうちでは最後かもしれないホームパーティでスペインのスパークリングワインをいただきました。
ですが、上には上がいるのです。
『アッ』という間の1秒ぐらいにですね、3.42本のスパークリングワインがあけられているのだそうです。
それはスペインのフレシネ社のカバなのだそうです。
シャンパンがどれだけえらいかと言うと、発酵によって生じた澱を瓶口に集めて澱を取り除く作業が大変だからです。
瓶の口を下に向けた斜め逆さの状態でピュピトルと呼ばれる専用のワインラックに立てかけられます。
そして、瓶を1本1本、一定時間ごとに8分の1ずつ回転させながら瓶を垂直に近い角度に徐々にあげながら澱を瓶口に集めていくのです。
瓶の口を下に向けた斜め逆さの状態でピュピトルと呼ばれる専用のワインラックに立てかけられます。
そして、瓶を1本1本、一定時間ごとに8分の1ずつ回転させながら瓶を垂直に近い角度に徐々にあげながら澱を瓶口に集めていくのです。
この作業を「動瓶(ルミュアージュ)」といいます。この工程は、気の遠くなるような手作業で3週間ほどかかります。
フレシネのカバは、この工程を機械化することに成功しました。
人件費のかかる部分を機械化できたことで、高品質ながら、買い易い価格設定になっているのです。
人件費のかかる部分を機械化できたことで、高品質ながら、買い易い価格設定になっているのです。
今回頂いたのは二種類です『Cordon Negro コルドン・ネグロ』と『Carta Nevada カルタ・ネヴァダ』
使用品種はどちらも同じです!
『マカベオ』はカバに新鮮さをあたえ酸味が高いので長い熟成に向き
『チャレロ』はカバにボディをあたえ
『パレリューダ』は繊細な香りと細やかな口当たりをあたえます。
使用品種はどちらも同じです!
『マカベオ』はカバに新鮮さをあたえ酸味が高いので長い熟成に向き
『チャレロ』はカバにボディをあたえ
『パレリューダ』は繊細な香りと細やかな口当たりをあたえます。
なのに、辛口と中甘口!
『Carta Nevada』
ピーチや白い花を連想させる、ほんのり甘い香り。瓶内熟成1年以上。
クリーミーで繊細な泡立ち、中甘口の味わい。
マリアージュはドライカレーやスパイシーなエスニックフード。フルーツを使ったデザート。
品種:マカべオ(34%)・チャレロ(33%)・パレリャダ(33%)
『Cordon Negro』
クリーンな柑橘系の新鮮さが持ち味。瓶内熟成1年半以上。
きめ細かな泡立ちとさっぱりとした飲み心地、上品で芳醇な香り、さわやかな辛口の味わい。
マリアージュ:天ぷら。串揚げ。魚介のマリネサラダ。
品種:マカベオ(35%)・チャレロ(25%)・パレリャダ(40%)
マリアージュ:天ぷら。串揚げ。魚介のマリネサラダ。
品種:マカベオ(35%)・チャレロ(25%)・パレリャダ(40%)
使用したブドウのわずかな%の違いで、かくも見事に味わいが異なる・・・
いや~ワインって奥が深いです。
もちろん、美味しかったです。