chiisanahohoemi’s blog

美味しい楽しいちょこっと涙

スーパーV.d.T.I.G.T. イ・バルツィー二 ~ トスカーナ

V.d.T.I.G.T.は、日本で言う地酒です。
イタリアのワインランクの上から3番目(下から2番目)です。

以前、ご紹介したバロナルクというワインが『スーパーVins de Paysを作る』というコンセプトで、シャトー・ロートシルト社が仕掛けたのですが、今地酒クラスのワインにお宝ワインがにょきにょきできています。

ちなみにバロナルクは2004年、仕掛け人の意図に反し、AOCに格上げされてしまいました。

今回ご紹介のイ・バルツィーニ(I Balzine)2001はトスカーナ地方の地酒です。

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トスカーナ=『キャンティ』というくらい、トスカーナキャンティが有名です。そして、キャンティと言えば、サンジョベーゼ種!
サンジョベーゼ種はイタリア原産。特に中央イタリアで大栽培されている赤ワイン用種。タンニンのしっかりした濃い赤、果実香から動物的な香りまで持つ個性的品種。(アルゼンチンやカリフォルニアにも。)


カベルネ・ソーヴィニョン50%,
サンジョベーゼ30% 
メルロ20%
アリエ産バリック12-15ヶ月熟成。
(新樽、2年樽、3年樽1/3ずつ使用)

作り手は『ワインは熟成してこそ、そのすばらしさの真価がわかるという考えの持ち主で、長期熟成にも耐え得るワイン造りをしている』為、常に収穫年から4年間ワイナリーで熟成されてからにリリースされるそうです。(2006年版、ヴェロネッリ誌では、スーパー3★を獲得! )

このワインを値切り倒して買いました。

そして、いただきました。

外観
 輝きのある濃い目のガーネットを思わせる赤
 粘着性は強め

香り
 カシスジャムを思わせる果実香
 かすかに樽香
 ナツメグや黒胡椒を感じさせるようなスパイシーな香り
 香りのヴォリュームは強めです。

味わい
 アタックは滑らかで
 ベリー系ジャムのような果実味をかんじます。
 タンニンは穏やか
 酸味はやや少ない
 余韻は8~10秒と長め
 バランスの取れたヴォリューム感ある辛口の赤スティル・ワインです。
 アルコール度は、13.5度です。

ティスティングでハプニング発生。

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グラスをひじで倒してしまいました。
グラスのなかの赤ワインが、

なんと、セロリの浅漬けの器になだれ込み・・・・





ワインがもったいない(セロリではない!)から、ちょっと味見してみよう!ということになり、がぶり!

はははっ!!!
美味!!!! 美味!!!!

ひょうたんからコマ!
また、ワインとのマリアージュがVery Goodのおつまみ誕生!!!
 
本当はこんな料理
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セロリを酢水に30分くらいさらしておきます。
水気を良くきり、胡椒胡椒胡椒
レモン一個丸絞り! だけの
簡単セロリの浅漬けです。