バルベーラ･ダルバ ～ 復活のワイン

イタリアのピエモンテ州を代表するワインはもちろん、『バローロ』。
イタリアのワインの王様といわれています。

ちなみに、王様には弟君もおりまして、『バルバレスコ』です。

ピエモンテ州はDOCGが9品目もあり、イタリア一の良質ワインの産地でもあります。
そして、得意な品種は『ネッビオーロ種』

今回ご紹介のバルベーラ・ダルバ（Barbera d'Alba）は、DOCワインです。そして、品種はバルベーラ種です。

バルベーラは「質より量」と大量生産され、栄養源（面白い表現ですね）として地元で消費されてきたそうなのですが、葡萄本来の味の良さ着目し生産方法が大きく改善されてきたそうです。
味の良さを追求してつくられはじめた「バルベーラ」は、その味の素晴らしさから

「復活のワイン」

と言われているのだそうです。

でも、このワインは『閉じている』感じなので、抜栓直後から楽しむためには、デキャンティングすると、とても美味しく楽しめるようになります。
（前日から抜栓しておいたりするようです。）

デキャンティングしない場合は、グラスに注いだら、『ぐるぐる』『ぐるぐる』『ぐるぐる』『ぐるぐる』～～目が回ってきちゃった・・・（爆）　この動作をスワリングといいます。

とにかく空気に触れさせてくださいね。

　産地　　　：　イタリア・ピエモンテ州
　品種　　　：　バルベーラ種
　格付け　　：　DOC
　カラー　　：　赤（赤のみ）
　造り手　　：　カッシーナ・キッコ（Casina Ceicco)
　畑　　　　：　Bric Loira
　味わい等　：　深いルビー色
　　　　　　　　熟したプラムやベリーの濃厚な香り
　　　　　　　　ほんのりとスパイスやコーヒーのニュアンスも感じられます。
　　　　　　　　タンニン、酸味ともに穏やかで、とてものどごしがよいワインです。

もちろん、タントタントで頂いたワインです。

赤ワインの渋みが苦手な人でも楽しめるワインです。